CS成倫韓国視察旅行報告書
(2002年11月15日〜17日)


 CS成倫は2002年11月15日から17日までの3日間、現在米国に次いで最もIT産業環境が進歩
していると言われる韓国において、CS/BS放送、ブロードバンド放送、モバイル放送などがそれぞれど
のように行われているか、またその中においてアダルト作品の果す役割と現状はどのようなものであるのか、
それらに対する国内での規制の実態、わが国のアダルト産業とのソフト交流の可能性などを探るための視察
旅行を行った。
以下はそのレポートである。




1.スカイライフ社


 スカイライフ社は韓国における唯一の衛星デジタル放送のプラットフォームであり、160社の企業の参
加するコンソーシアム(KDB)により運営されている。
同社はソウルの中心部にあるKorea First Bank Bildg.の近代的な建物の14F,15Fに本社を置いている。
同社は2002年3月1日に本放送を開始した。
同社を訪問し、放送本部長のEom Ju-woong氏と一問一答を交した。(通訳:事業開発部Oh Kwang-Hoon氏)

□CS成倫の挨拶並びに概要説明
 石橋理事長がCS成倫側の挨拶を行い、日本国内における成人向け番組の放送の実態について簡単な
 説明を行った。

□スカイライフ社の概要説明
 ・2002年3月1日本放送を開始した。
 ・加入者は42万件である。(10月末)
 ・チャンネル数は、映像が86ch、オーディオが65chである。
 ・今年度の当初の加入目標は56万人であったが、現在それは70万人に上方修正され、それに向け
 て努力中である。
 ・半年で40万を超す加入という実績は世界に例をみない。
 ・ただ加入のスピードはここに来て若干スローダウンしている。
 ・その理由としては、
  (1)韓国国内では有料放送が日本ほど発達しておらず、地上波の勢力がまだ強く、政治的にも大
     きい影響力を持っていること。
  (2)CATVなどには許されている地上波の再送信が衛星放送には許可されていないこと。この
     ことが非常に大きい加入障害となっている。
 ・成人向け放送については日本に教えてもらうことが沢山あると考えている。
 ・現在、成人向け番組については深夜(22:00〜05:00)スパイスTV,ミッドナイトTVのchを放送
  している。
 ・PPVについては、現在成人向け番組をやっていない。
 ・それ以外ではH.B.Oが2つの有料chを持っているが、その中の1chでセクシー番組を深夜にやっ
  ている。
 ・かつてPPVでアダルトをやったこともあるが、現在はやっていない。韓国の国内では社会的雰囲
  気がまだアダルト放送を許容する程熟していない。
  そのためアダルトに関する規制も厳しく、いわゆる"熱い"番組を放送し難い。
 ・内容的には放送している2ch共アメリカのプレイボーイチャンネルからの輸入ものが主要な部分を
  占めており、ドラマ、映画が多く映像的にもおとなしいものである。

□ここで概要説明を終り、質疑応答に入った。

Q:アダルトchの加入率、価格について。
A:加入率としては、
  スパイスTVが加入者の3%、ミッドナイトTVが1.5%、HBOが5.8%である。
  価格体系は、
  スパイスTVが、W7,500/月、ミッドナイトTVが、W5,000/月、HBOが、
  W7,800/月である。
Q:加入率が低い理由は何故か?
A:料金は国の許可事項であるため高く設定することが出来ない。
  コンテンツ自体クオリティが低い。
  規制が厳しいため"熱い"番組が作れない。
  加入率が低いのはこの内容が良くないせいである。
  新しい強いコンテンツを持っている事業者が手を上げてくれればと思っている。
Q:コンテンツ内容は?
A:成人番組はだいたい映画である。CATVでは成人番組を流していない。
Q:審査についてはどのように行われているか?
A:放送委員会が行う事後審査である。
Q:放送委員会の審査に引っかからないためにどのような対策をたてているか?
A:自社で判断してカットしたり修正したりするが、それはPP(プログラムプロバイダー)の
  段階で行うことである。
PPVでもアダルトをやったことがあったので、スカイライフ社でもその作業をやったこ
  とはある。
Q:事後審査で引っかかると、どういうことになるのか?
A:@注意→A警告→Bプログラム修正→Cそれが重なると"チャンネルの事業権を奪う"とい
  うことになる。
  韓国では成人番組は衛星放送だけなので、規制は厳しい。
  ・ヘアはダメ。
  ・性器はモザイクをかけてもダメ、塗りつぶしになる。
  ・過激な描写(動作)を長く見せることもダメ。
  韓国のAV作品はそれに比較すると過激であるため、AV作品を放送したことはない。
  アメリカのプレイボーイ作品を沢山カットしたおとなしい作品でやっている。
Q:韓国の視聴者はそれで満足しているのか?
A:それは満足していない。ビデオも放送よりは過激だが、日本よりはおとなしい。
Q:日本の放送作品についての文化解放の動きは?
A:放送が一番最後になると思う。年内は無理であろう。
  いずれは日本のアダルト作品も解放されることになると思う。
  視聴者がより過激なものを望んでいるのは確かである。
Q:プラットフォームとして韓国では成人番組は加入者の牽引に寄与しているだろうか?
A:初めての成人番組であったため、最初は話題になったが、実際に見て(内容がおとなし
  いので)がっかりされ、したがって牽引には役立っていない。
Q:年齢視聴制限のやり方はどのように行っているか?(スカイライフ社からの質問)
A:(これに対しては)日本側の情況を説明。
Q:(スカイライフ社側より)問題を起してしまった場合どうなるか、などの質問があった。
Q:また、韓国もののアダルト作品を放送した実績があるかどうか。日本では最初アダル
  トを申請した時、規制はなかったのか、などの質問があり、それぞれこれに対して回
  答を行った。
Q:韓国の視聴者からの番組に対するクレームはなかったのか?(日本側より)
A:クレームは大きかった。内容がおとなし過ぎ弱すぎるという意見が多かった。
  プロモーションで無料放送をやったこともあったが、これに対しては有料会員からク
  レームがあった。
Q:韓国におけるこのような規制は今後も続くのだろうか?
  規制が弱くなると思う。
  日本では成人専門映画館があるが、韓国にはない。
  まずは成人映画あたりから規制が弱くなる可能性もある。
  そもそも審査する人たちが韓国では(国の任命制のため)70歳以上の人ばかりなので、
それも問題である。
  規制は韓国では選挙がある都度消えて行く。
  3月にスカイライフ社が放送を始めた頃は、成人番組について厳しい意見もあったが、
  それも柔らいで来ている。
  しかし、何時頃どうなるかについてははっきり判らない。
Q:国の許可事業なので、慎重にならざるを得ないのはわかるが、今後規制緩和に向けて積
  極的に取り組んで行くつもりがあるのか?
A:放送本部長としては絶対やりたいが、放送環境もあるし、スカイライフ1社では決めら
  れない。
  加入者が段々増えて行って、加入者からの要求が増えてくれば可能性が増して来る。
  今のスパイス、ミッドナイトの内容はこれではいけないと思う。
  しかし、スカイライフ社がスパイスTVを番組として選んだ理由は、スパイスの社長が
  「いざとなったら刑務所にでも入りますよ」と言ってくれたからである。
Q:今は韓国国内で独占的に放送しているが、外国の衛星からスクランブルをかけずに放送
  されてしまったらどうするか?
A:(放送本部長の)家でもWOWOWやプレイボーイの番組が見られた時期があったが、そ
  のうち誰からか指摘があったのか、(切られて)見られなくなった。
  外国の放送のICカード(チューナー)を買うことは正式には出来ない。
  したがってあまり見られていない筈である。
Q:日本と韓国とでアダルト作品を共同制作する可能性はあるのか?西洋系の裸より東洋系の
  方が親しみを持たれるのではないか?
A:具体的な計画はないが、日本の場合放送事業者がアピールして放送が認められた。
  韓国では事業者に力がないので日本からノウハウを提供してもらった方が良いのではない
  かと考えている。
Q:成人放送をやりたがっている事業者は多いのか?
A:当初希望者が多かったが、規制が強すぎるため意欲がさめてしまって、現在のところだは
  2Ch以上に申請しようという動きはない。
  インターネットの場合は韓国が強く、モザイクなしの映像も多い。
  サーバーが外国にあれば問題にはならない。
Q:韓国としては今後の衛星放送の伸びをどのように予測しているのか?
A:放送開始前は2007年に300〜350万加入を予想していたが、今のところはこれを
  変えていない。
  これは有料放送の20%にあたる数値であり、悪くはない数字だ。また、今後データーサー
  ビス、HivisionTVなどの魅力により加入率があがる可能性もある。
  ただ、現状ではCATVとの差別化がもう少しないと弱い感じがする。
  そのためにしても地上波の再送信サービスは是非共欲しいサービス項目である。
  CATVは料金も安く、これに対抗するためには衛星放送としても画質や音質を上げたりし
  てより高級イメージを出す必要がある。
  要は国の政策による差別化が必要である。
Q:ブロードバンド放送などに対する対策はどうか?
A:韓国の場合、ブロードバンド放送についての事業権はまだ国から出ていない状態である。
  CDMA、携帯、車での受信などネットと連動するビジネスモデルを現在検討中である。
  車用の衛星を上げたりしているので、営業許可になる可能性は大きい。


スカイライフ社前におけるCS成倫韓国視察団一行
2002年11月15日

2.韓国のBB放送について


 2日目は韓国におけるBB放送の現状について、業界大手であるM2MTV鰍フCEO Sungho Han氏を
講師に迎えて、講演会の形をとりホテル会議室で種々聴取した。

◆日時:平成14年11月16日(土)午前9:20〜11:20
◆場所:ソウルロイヤルホテル 会議室
◆演目:「韓国のBB放送について」

講演は機器のトラブルなどがあった為、現場では必ずしもスムースな進行が出来なかったが、同社がこの
日の為に用意した資料を巻末に添付する形で補充する。

〔概要〕
 M2MTV鰍ヘ1997年2月Newco International Ventilation Companyとして設立され、2001年6月現在の
社名に変更した。
同社は国内外のスポーツやドキュメンタリー、アダルト作品などを、インターネット上に供給するために設
立された。
2001年6月には韓国におけるNTTとも言うべきKT株と提携。また、Sports Today社と提携して関連する
stooworld.comというサイトをNet上に作っている。

 □韓国のインターネットの現状
  ・ブロードバンドサービスへの加入者は韓国では1,000万人を超えている。(中央日報の報道)
  ・インターネット環境という意味では、今年6月に2,565万人を超えている。
   韓国の人口が4,700万人(世帯数:1,400万)であることを考えるとこれは大変な普及率とい
   うことになる。
  ・詳しい環境別、業種別の数字については添付資料を参照されたい。
  ・また、1日1回以上インターネットを利用した人の比率は64%である。
   2時間以上インターネットを利用する人は13%であり、その他の利用形態を入れると89.7%の
   人が、何らかの常時接点を有している。
  ・ブロードバンドでよく利用されるサービスは、映画、音楽、ショッピングなどである。
  ・アジアにおけるインターネットの普及率は
    1位 韓国
    2位 香港
    3位 日本
   という順位となる。日本の地位は現在上昇中というところ。

 □韓国におけるアダルトサイトの現状
  ・韓国では現在100〜140のアダルトサイトが存在していると見られる。(一時200位あったが、
   取締りが厳しいこともあり減少している。)
  ・その内有名なものは、バナナTVなどがある。
  ・取締りは厳しいが、外国にサーバーを置くと取締りは緩和する。そのようなサイトが4〜5ある。
  ・韓国におけるアダルトサイトはいずれも規模は小さいが、4年位前から本格的に稼動し始
   めている。
  ・月1万ウォンの料金で月5万加入の実績を上げた会社もある。
  ・この分野の売上げは外国のサイトも含めて560億円位とみられる。
  ・韓国ではアダルト放送はインターネットが主力である。月毎に中味が変っている。
  ・当初始まった頃は日本のVシネ程度の内容のものであったが、次第に過激になり、反応が大き
   くなった。しかし、日本に比べれば、まだまだ大人しい内容である。
  ・次の変化があるとすれば、日本のコンテンツを真似て作品制作が行われるということであろう。
  ・韓国では儲かる処があれば、すぐそれをマネてやる処が出て来る。
  ・アダルトサイトは誰でもやれるので、業者の数が増えたのである。
  ・3ヶ月の間に100ものサイトが立ち上がったこともあった。
  ・今の傾向としては、インターネットジョッキー(I.J)などが流行っている。
  ・最初は一方的に見せるサイトだったが、次第に双方向のサービスに変って来ている。
  ・成功した例としてはバナナTVなどがあるが、インターネット、ジョッキー(I.J)など一番新
   しいコンテンツをどんどん取り入れている。

 □韓国におけるインターネットの未来について
  1)インターネットはコミュニケーションの輪を広げon-lineによって新たな友人を作るチャンスを
   作る。
  2)例えば、チャットには700万人が参加していると言われる。
  3)その中でも特にマニアックな愛好者を韓国では「患者」と呼んでいる(日本では「オタク」か・・・)。
   そのような「患者」が韓国には約70万人いると言われている。
  4)この70万人をどう満足させるか、厭きさせないかが、インターネットの未来を開く意味でも
   重要である。
  5)ゲームなど遊びも出来る部屋があるが、月に1億円の売上げを稼ぐところもあり、しばしば警
   察沙汰になったりする。
  6)現在、インターネット・ジョッキー(I.J)と呼ばれる人達は韓国には100名位存在すると思われる。
   中には月に1億5,000万円位稼ぐ女性も居るということである。このIJを数百人に増やす計画で
   ある。

 <その他>
  ・stooworldのサービスでは、加入者の約5%がshoppingのサービスを利用しているが、このサービ
   スの韓国内での市場規模は約3,000億円と言われている。
  ・サービスに加入すれば映画などは全てタダで見ることが出来る(この辺は著作権に関する取り
   決めが国内で極めてルーズであることと関連付けて考えることが出来る)。
   しかも映画などはVTR発売とほぼ同じ時期に見ることが出来る。
  ・shoppingの代金などはクレジット番号などによりKTが代行して決済してくれる仕組みである。
  ・年齢確認などについては、韓国では国民背番号制が実施されているので、全てこの国民番号によ
   り判別することが出来る。

 □インターネットの操作の実際
  Sougho Han氏が操作してインターネットのアダルトサイトを見る実際の手順について説明があった。

@最初に試し視聴があり。
A次いで約款を読んで、
B契約に進む手順である。

□韓国におけるBB放送の実態の詳細についは、添付レポート参照。


講演する Sungho Han 氏(右)と通訳する Lee氏(左)
ソウルロイヤルホテル会議室にて2002年11月16日


パソコンでのアダルトサイト検索の実演



3.ソウル総合撮影所見学


 韓国では金大中大統領の政策により、映画を国策として支援し、これによって外貨を稼ぐ手段とする
 ばかりでなく、対外的な文化高揚の場としても利用しようとする政策がとられ、ソウル郊外に大規模
 な「ソウル総合撮影所」が国の手で建設された。
 場所は京畿道南揚州市というところで、ソウルから車で1時間30分位の位置にある。
 敷地は全体で400,240坪、建物面積は91,815坪である。
 この中に
 ・6棟の撮影スタジオ(3,647坪)
 ・録音、編集、特殊映像制作などが可能な映像館4,008坪。
 ・4,163坪の映像支援室(映像体験館、ミニチュア体験展示館、小型スタジオ、小道具等)
 などの他、
 ・野外撮影所が30,000坪あって、その中にオープンセットが幾つもある。
 代表的なものとして板門店セット、中小都市セット、民族村セット、伝統家屋セットなどがある。
 我々はチャーターバスでこの撮影所を訪れ、Studio planning ManagerのChol.Jung-gon氏の案内でス
 タジオ内を見学した。
 日本がこのようなスタジオを全て閉鎖したり売却せざるを得なかった実情を考え合わせると韓国の
 映画産業が現在優秀な作品を幾つも作りつつある背景の一端を物語るものとして興味深い見学体験
 であった。


板門店のセット前におけるCS成倫視察団一行
2002年11月16日


4.BRIGHT COSMOS UNFORMATION Co.,Ltd訪問


 11月16日(土)17:30〜18:30ソウル市内のBCINFO社を訪問。
 社長のJun−Hak Lee氏より携帯へのアダルト情報配信会社の実態についての説明を受けた。
(説明内容)
 ・BCINFO社はモバイル専門の成人番組供給会社である。
 ・携帯電話の会社は韓国ではSKT,KTF,LGTの3社がある。
 ・BCINFO社はこの3社のいずれに対しても情報を流すことの出来る2社の内の1社である。
 ・現在はコンテンツは国内で調達したり、また制作しているが、いずれは日本文化開放の流れの中で
  コンテンツが日本からやって来るという予想のもとに仕事をしている。
 ・韓国における携帯電話の普及数は全体として3,000万人、内訳はSKTが1,500万人、LGT 680万人KTF
  820万人である。
 ・基本料金は平均して1,300円くらい、代金引き落としになっている。
 ・韓国では来年IMT2000という新機種が売り出される予定となっており、この機種だと据付けカメラで
  動画を送ったものが同時に相手も動画として見ることが出来る性能があり、格段の需要拡大が予想
  される。
 ・IMT2000の構想は、@300ウォン/30秒、Aダウンロード方式2分500〜600ウォン、Bストリーミング方式
  (無限)などで、料金体系も50,000円/月で8月から使い放題にするなど画期的なサービスを考えている。
 ・SKT、KTF、LGT3社とも全てがIMT2000に集中することになっている。
 ・IMT2000の端末価格は7.5万円、旧式の携帯電話は3万円である。

 □ここで従来の機種によるアダルト番組の映像とIMT2000タイプの端末での映像との比較を実際に検分
  するチャンスがあったが、圧倒的な差でIMT2000タイプがクリアであった。
  ・この新機種登場に歩調を合わせBCINFO社としては新しい番組を考えているが、やはり成人ものが
   Killerコンテンツになると考えている。
  ・そして、日本のソフトが一番優れており、何とかそれを導入したいと考えている。
  ・来年SKTは4大事業の一つとしてIMTの拡販のため莫大な事業資金を注ぎ込もうとしている。
  ・SKTは財力もあるので芸能人なども使って来ると考えられる。有名女優を脱がせることなども来年
   後半には予想される。
  ・利益配分の仕組みとしてはCP(コンテンツプロバイダー)とキャリアとでは10%の手数料をCPから
   キャリアに渡す形式である。
  ・ヒットすると予想される番組は、
   @シナリオがちゃんとしたもの。
   A映像技術が優れているもの。
   Bモバイルの環境に合った映像。
   C視聴者は暇つぶしのために見るのであるから、2分を超える作品は向いていない。
    あくまで客のNeedsに合ったものであること。
  ・現在コンテンツを制作している会社は韓国内に8社程あるが、明らかに不足している。
  ・なんとか日本から意欲のある会社に名乗り出て欲しいと考えている。
  ・この場合、こういう作品が欲しいという要望は出すことが出来る。
  ・SKTの視聴者数が現在どれくらいあるかという数字は公表されていない。
  ・SKTのサービス名は「NATE」というがそのうちアダルトを見ている人の実数は全会員の9%位であろ
   うと推定されている。
  ・アダルトサイトを見るための年齢確認の方法は次のような手順である。
  ・アダルトを見たい人は国民番号を入力し、それが携帯電話を購入した時に記入した番号と同じか
   どうかチェックされる。そして合致した人に暗証番号が発行される仕組みである。
  ・アダルト作品の制作から、それを携帯で見ることが出来るように加工するのにどれ位かかるかと
   の質問を出したが、現在の処全ての権利を持っている作品を加工しているので正確には把握して
   いないが、あまりかからないという回答であった。
  ・エンコーディングは全てPCで行っている。MPEC4レベルでビットレート512K〜1メガまで可能である。
  ・IMT2000の最大の課題はバッテリーである。映像が鮮明になり、動画になることによって相当数電
   源を喰うことになってしまい、現状のバッテリーでは持たない。
  ・アダルト作品については政府系の情報倫理委員会により厳しい事後チェックを受けることになる。
  ・その場合ダメなのは、
   @複数の相手とのSEXシーン
   A同性愛のSEX
   B性器の露出はモザイクをかけてもダメ
   C獣姦
   D道具を使用するSEX
   などである。
  ・しかしモバイルについての審査基準は日本よりは厳しくないと思う。
  ・日本のインターネットのサービスが出来たら良いと思っている。
  ・現状の処、モバイルでのソフトの売れ筋は、@着メロ、Aゲーム、B成人物だが、特に成人物が
   圧倒的に強い。
  ・アイドルものについては韓国では現在まだない。
   日本と比較しても水着の映像を写す場合は18歳以上の女優でなければ許されない。
   また、学校の制服(女学生)などを出すことの禁じられている。
  ・日本の業者とコンテンツ交換その他について打合せをしたいと思っている。
   現在の処は2社くらいと話しはしている。


Bcinfo社との会談


携帯端末によるアダルトサイトの視聴

【報告書添付資料】
1.放送審議に関する規定(韓国放送委員会)
2.韓国におけるブロードバンド放送の実態